letter & tea

2013 K-ADC AWARD

去年公開審査を見学しに行き、1年間ずっと楽しみにしていたK-ADC AWARD。
九州中のデザイナーさんの仕事ぶりが公開審査されるものです。
今年は、自分の関わった仕事10。クライアントさんのプロジェクト1つ。計11をエントリーしました。

今年の特別審査員、憧れてやまない渡邊良重さんが来られるとのことで!
写真は2001年のミラーカレンダー。彼女がデザインされたものです。

ずっとずっと大事に持っていました。その時からずっとファンなので。
そんな彼女をむかえての、今年のK-ADC AWARDの報告です。

7時15分開園の保育園にこども2人を預け、7時30分のかもめで福岡へ。
9時半から始まるTV-CM部門の冒頭には間に合わなかったけど、激戦と聞いていただけあって、どれも面白い!!

そのスクリーンの反対側では、すでにデジタルコミュニケーション部門の審査準備が整っていました。
デザインさせていただいた、小さな島のオリーブ畑のサイトも、無事前日の予選を通過したらしく残ってた。
左側が、一昨日わたしが提出したプレゼンテーションシート。

途中抜けてグラフィックの審査会場へ。わたしの仕事は10のエントリーのうち6つが予選通過。
あと、わたしが審査にかけるデータを制作しクライアントさんがエントリーしたプロジェクトが、予選を通過していました。
本当はもちろん全部が予選を通過していて欲しく。
予選を通過できなかった仕事をしたことは申し訳ないけれど、特別審査員の方たちに審査してもらえる仕事が7つ残ってとりあえず良かった。

この左は、たしか2位になったネコロジーのプレゼンテーションシート。

こんな感じに、くだけて作っても良かったのかーー。
思わず心の中で、自分のプレゼンテーションシートに『まじめか!』とツッコみました。わたしって頭かたい。
でも特別審査員の方達は、ほとんどプレゼンテーションシートを見ていなかった。

小さな島のオリーブ畑は、第3位になることができました。そして、同点でもう1つ3位がありましたが。
審査中、熱心にオリーブのサイトを見てくださる審査員の方が2名いて、もしかして…、と図々しくも思ってしまっていたので、嬉しかったです。
1位の三井のリハウス みんなの声鉛筆はダントツに票を集めたらしく、さずがのレベルでした。

午前中の映像系の審査がすべて終わり、大学時代の後輩ちなつとランチを食べる約束をしていたので、5階のガーデンへ。

午後はポスターの審査から始まるから、エントリーしてないからゆっくりでいいよ〜とのんびりしゃべって会場に戻ったら、
すでに、全部門の一次審査が終わっていました…。

予選から残った Liber hairのグラフィックツールは、☆3つで今日の一次通過。しかし良重さんからのシールなし。

4つ折りの名刺は、☆4つで、こちらも一次通過。
こっちも唯一良重さんからの票がない…。(良重さんのシールはピンク色)

この鹿児島の人は☆1つだけど、良重さんの票だった。こっちのが羨ましい…

小さな島のオリーブ畑のパッケージは、☆5つをいただいていました。
ありがとうございます。
(やっとピンクのシール、良重さんからの票が…!)

これが、パッケージ部門でグランプリをとった むつごろうラーメン。
こんなとぼけた味はなかなか出せるもんじゃない!と絶賛されていました。

パッケージ部門で☆5つ付いたのは、むつごろうラーメンと小さな島のオリーブ畑だけだったので
賞は取れなかったけど、小さな島のオリーブ畑も、なかなかの健闘だったと思います。

むつごろうラーメンのデザインをされた方、どんな方なのか気になって調べてみたら、
去年のK-ADC AWARDの「カバ印アイスキャンデー」で、佐野研二郎さんから「佐野研二郎賞」をもらっていた方でした。

しかもブログを読んでいたら、家族で能古島に住んでいらっしゃる??
なんだかとても素敵な方みたいです。…勝手にリンクすみません。
http://nocorita.exblog.jp/

何人か気になる方をネットで調べたら、みなさんK-ADC AWARDの報告をされていて、それぞれのK-ADC AWARDだったのだなぁと、なんだか温かくなります。

ジェネラルグラフィック部門のグランプリはこれ↑ かっこいい。

この、募集の作品好きだったー。ジェネラルグラフィック部門で、2位か3位になっていた。

ポスターも素敵。このデザイナーさんの名前を調べたら、山田英二さんって。
去年特別審査員をされていた、東京でウルトラグラフィックスをされていて、福岡に戻ってきた方だったんじゃないでしょうか。
(間違っていたらすみません)

調べていたら、ジェネラルグラフィック部門でグランプリをとられた方も、山田英二さんでした。
この方は、一線越えているのでしょうね。

クライアントのきよちゃんがエントリーした、小さな島のオリーブ畑はプロジェクト部門で3位に!
ずっと商品開発・ブランディングを頑張っていたきよちゃん、おめでとう!

これが、プロジェクト部門1位の作品。出力シートからめっちゃかっこいい…。さすがだなーー

ここでも小さな島のオリーブ畑のプロジェクトをテンプレート通りに作った自分に、
心の中で「まじめか!」とツッコミました。

全部門の1位の中からグランプリとその他が決まり、右に並んでいます。
グランプリは、TV-CM部門のKIRISHIMA ROOTS PROJECTでした。

そして左側に座っていらっしゃるのが今年の特別審査員の方々です。左から、
井手健一郎さん(オレンジ)、渡邊良重さん(ピンク)、伊藤直樹さん(青)、梅原真さん(緑)、大寺聡さん(紫)。
()内は、☆のシールの色でした。

わたしはというと、マルチノ佑子ちゃんが渡邊良重さんと繋げてくれて、お話することができました。

実は、サインもらえるかもーーと思っていて、ミラーカレンダー持って行っていたんだ。
キギの本も持っているけど、サイン書いてもらうならこれだ!と思っていて。
握手もしてもらい、一緒に写真も撮ってもらいました♡

審査はこんな感じに床に並べて行われます。特別審査員の方々朝からお疲れさまでした。

審査の後、19時半から行われた授賞式。
これに出たいがために、今日は福岡にお泊まりです。友達のお家を宿にさせてもらうことに。

良重さんと話をするタイミングを伺うも、人と話していたり名刺渡され攻めにあっていたり、隙がない。

二次会には出席せず(真夜中に友達の家に帰ることはできないので)、友達の家に泊めてもらい、1時に就寝。

「畑でたくさん野菜が採れたから、朝ご飯楽しみにしててねー」と言われて、とても楽しみにしていたのに。
連日の寝不足と疲れと、あまりのベッドの気持ち良さに、起きたの10時50分!!!うそでしょ!!!

自宅で週末サロン Tema をしている友人、かよちゃんのお家。あまりの居心地の良さにお家を Hotel Kayo と名付けました。
また来たいーー。今度は朝ごはんもーー!

キッチンも広くて、もう一部屋あって、お風呂もトイレもどの空間も素敵だった。
「かよちゃんち、落ち着く〜」と言ったら「そうやろ、自分でも大好き」と言っていた。わたしも自分の家大事にしなくちゃ。

朝ご飯をのがして、天神へ。みなこも来てくれ3人で、Bar Vitaでランチ。

はじめに出てきたパンが異常においしく、
「パンおいしーー!バター(ではなかったけど、わすれた)おいしーー!なんこれ、なんこれ!」とガッツク30代3人。ランチおいしかったです。

その後、かおちゃんと待ち合わせ、土屋鞄のランドセルについてきてもらって、来年小学校に上がるユンのランドセルの下調べ。
やっぱここのランドセルいいな〜。今度はユンを連れてこよう!

その後、papparayray → http://papparayray.petit.cc/でお茶。
このレアチーズケーキおいしかったーー♡♡♡
内装もすごく好み。「みやちゃんきっと気に入ると思って」と、さすが、かおこ。また行きたい。

2013 K-ADC AWARDの旅、最後の〆は、ラ・スールのカヌレをお土産に。
先日福岡にもオープンしたばかりのお店だったみたいです。寒川さんのお皿に。

友達にもたくさん会えて楽しかった2日間。来年もまたワクワクドキドキできることを願って、
また1年、お仕事頑張ります。

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